こんばんは。モリケンタロウです。
Amazonが小売業者向けにレジなし決済技術の「Just Walk Out」を提供していくと昨日3月9日に発表しました。
これはすでに20店舗ほど展開しているAmazonが運営するレジなし食料品店である「Amazon Go」で利用されている技術を使い、導入すればもはやレジに人が要らなくなります。Amazonによるとたった数週間で店舗に導入できるとのこと。

Amazonはスピード感ありますねー。
という事でこのシステムは流行ると思いますので、レジなし店舗が普及する前に、今から予習しておきましょう!
「Amazon Go」でレジなし決済の予習をしておきましょう!【お買い物】
Amazon Goアプリのダウンロード
レジなし決済を利用するためには、専用のアプリをダウンロードの上、支払い方法を設定、表示されるQRコードで入店します。唯一少しだけめんどくさいのは、この最初の設定だけです。

Appアプリにすでに置いてありますのでダウンロードしてみます!

アプリを立ち上げるとロゴが表示されて、その後にチュートリアル的な、わかりやすいアニメーションが流れます。


アプリの使い方
アプリでキーを表示させる。

改札的なところにかざす。

友達や家族がいても大丈夫。スキャンして先に通してあげよう。
ちなみに友達や家族はスキャンで通したQRコードに紐付きます。なので友達や家族が商品を棚から取ると、あなたのカートに商品が追加されます。





棚から商品を取ると自動的に仮想カートへ追加されます。


あなたの友達や家族が棚から商品を取った場合、あなたのカートに追加されます。戻せばカートから削除されます。


他のお客さんに商品を渡してはいけません。
正常精算ができなくなります。


お買い物が終わったら、そのまま店を出てください。


まもなく、クレジットカードで決済され、電子レシートが付与されます。




よし、流れはわかった!それじゃあアプリを登録しよう!

普段使っている日本のAmazonのEメールとパスワードでログインを試みるも、エラー。
新規アカウント作成で同じEメールとパスワードでアカウントを作ってようやくログインできました。日本版とアメリカ版でアカウントの管理が違うので要注意ですね。
クレジットカードと住所の登録
「Manage payment cards」をタップしてクレジットカードを登録します。

クレジットカードの登録が終わったら、次は住所の登録です。


うわぁ、英語かぁ・・・。

しょうがないやつだなぁ。
「Address Line1」は番地・区画。Chiyoda1−1とか。
「Address Line2」はアパート名・階数・部屋番号だね。
「City」は市町村。Chiyoda-kuとかSumida-kuとか。
「State/Province/Region」は都道府県だね。TokyoとかOsakaとか。
「Zip」は郵便番号。100−0001とか。
「Phone Number」は電話番号。これくらいわかるだろ?
というか、これくらい常識だぜ?

あ、ありがとう。

おお!入場に必要なキーが表示されたぞ!


スクショを撮ったらキーが無効になるんだね。
現在の店舗数

ちょっと期待したけど、やっぱまわりに店舗ねぇな・・・。

シアトルに6店舗。

サンフランシスコに5店舗。

シカゴに7店舗。

ニューヨークに8店舗。

ニューヨーク密集してはるなぁ・・・。

ということで、現状はアメリカに26店舗あるだけです。
「Amazon Go」をコンビニ的に店舗を広げるのではなく、レジなし決済のシステムを売るのが本来の目的なのかもしれないですね。
Amazon Goの仕組み
コンピュータービジョンやセンサーフュージョン、ディープラーニングアルゴリズムなどの技術を組み合わせて、入店時のQRコードで個人特定、多数のセンサーによる画像認証や音声認識により追跡を開始。
棚からどの商品を取り出したかを赤外線、圧力、重力センサーで検出し、QRコードに紐づいた仮想のカートに入れて、また追跡を続ける。

なんだかよく分からんがすごいなぁ・・・
レジなし決済「Just Walk Out」による影響
一部の人はこれは人間の仕事を奪う非情な戦略だと訴えておりますが、この便利さや効率性にはもう勝てないでしょう。
レジの店員と会話を交わすよりも、無言でササっと買い物できる方がよほど良いです。
というかレジの仕事は減るけど、別の仕事が発生すると思います。Amazon Goも品出しと案内係は人間です。
ただ万引きなど悪い事を考えれば、まだ多少の穴が存在していそうですね。まあ、これは直ぐに塞がれるでしょう。
Amazonがまた一層大きくなりますが、小売店や消費者にとってこの動きは良い事なので歓迎です。
個人的妄想

羽田とか浜松町にある「変なホテル」みたいに恐竜とかロボットの様な人外が接客してくれたら楽しいね。

もしくは店長をアニメキャラにして、押し店舗を発生させるとか。
地方のお店の活性化に繋がらないかな?

とにかくなんか面白い事できそうだね!
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