こんにちは。モリケンタロウです。
私は何かと悩みやすい性格です。
今まで悩むことにどれだけの時間を使ったかわかりません。
・仕事を計画通りに進められなかった。
・やるべき事をやれずにいる。
・自分はこのままで良いのだろうかと悩む。
こういったことをひたすら考えてしまう。
悩みやすい性格と言いましたが、悩むというのは生まれ持った先天的なものではないようです。
ということは悩まないという選択も取れるはずです。
悩まない為には、「悩まない努力」をする他ない。
ではどのようにすれば、悩むことから脱却できるか、考えてみたいと思います。
【永遠の時間泥棒】頭から離れないその悩みに対する解決法
そもそも人はなぜ悩むのか
人はなぜ悩むのか。
悩みは不安や心配事が元となっています。
不安は人類に元々備わっている機能
人類は不安を抱えるように設計されています。
ある程度の不安がないと、他の捕食者に簡単に絶滅させられてしまうからです。
不安を持つことができていたからこそ、人類はここまで生き延びてきました。
そのため、この「不安」という機能は完全に排除することはできません。
そして、不安を感じること自体は悪いことではありません。
問題は、必要以上に不安を抱えてしまうと言う状態です。
今や環境が変化し、危険な動物も周囲にいないので、不安を感じなくても、生きて行けます。
必要以上の不安を感じることは、身の危険には直結していないのでそもそも意味がないのです。
現代において、頭の中に押し寄せる問題は、危険でもなんでもないので、ほとんどが不要です。
さらに悪いことに、人はこの不安を抽象的に捉え、悩むことに逃げてしまいます。
慢性的に悩むことは、ストレスを抱え続け、寿命にまで影響する始末。
皮肉なことに、生き延びるために備わった不安という機能は、今やストレスを発生させ、寿命を短くしてしまうのです。
悩むことは、本当の問題から逃げている
ありとあらゆる物事にくよくよ悩む。
これは本当の問題から気を逸らすための人間お得意の逃げ道だと言われています。
抽象的な問題に逃げて、現実の問題と一向に向き合わない。
その結果、慢性的な不安を抱えてしまうと、ストレスと抱え病気になってしまう。
悪循環です。
客観的に見れば、不安を抱える必要など何もないというのに、ひとたび自分ごととなれば、なぜか悩んでしまう。
なぜなのか?
これは、変化を恐れているからに他なりません。
言い換えれば、被害者のフリをして楽をしているだけです。
アドラー心理学でいう、今までの自分から変わってしまったら、何が起こるかわからないので、多少不満があっても今の生き方を常に選択していると言う事です。
変わらないという決断をしているということが、悩みを生み出し続ける大きな要因かと思われます。
自分に自信がない
自分に自信があるという方は少数だと思いますが、自己評価が低いと悩む時間は多くなりがちです。
逆に自己評価が上がり自己肯定ができるようになると、悩む時間は激減します。
いくらテクニックを駆使して効率的に時間を生み出したとしても、悩むことに時間を使っていては意味がありません。
どうやって悩みを解消させるか
悩みは無駄以外のなにものでもありません。
悩むことにとってものごとが解決することはありません。
行動だけがその悩みを解決させてくれます。
そして、生み出した時間は有効的に使わなければなりません。
期限を設ける
悩みの対象について解決したいと思う意志があるのなら、期限を設けて淡々と実行する。
〇〇までに〇〇する。
そういった期限を設けたら、何も考えずただひたすら実行するだけでいい。
アクションプランを1回決めたら、それを進めることだけを考える。
その間は決して悩まない。
その課題の実行だけを考える。
準備期間も何もいらない。
ただただ今から実行する。
苦しいのは最初の一歩です。
踏み出せれば、そのままの勢いでアクションプランを実行する。
悩むときは、とにかく次にやることを決める癖をつけると良い。
「いや、これができれば苦労しないよ」と思われるかもしれませんが、やるべきことを着実にこなしていく他ありません。
このように期限を設け実行していくことにより、自信が徐々に付いてきます。
そしてその自信と反比例して悩みは減少していきます。
自分の軸を持つ
悩みは立ち止まることにより、どんどん発生していきます。
なので理想としては、悩む時間を与えないほど、やりたいことに突き進む事が理想です。
しかし、これがなかなか難しい。
そもそもやりたい事がない。
少しでも興味があることをとことんやってみると良いです。
しかも一度やると決めたら、やりきる。
誰に何を言われようと、必ず実行する。
こうやって自分の軸を確立させていきます。
逆に軸を持てば、余計なことに悩まず、そこに向かって突き進む事ができます。
どうしても頭の中が悩みでぐるぐるしている場合
ひたすら歩く
埒が明かない場合は、いったん外に出ましょう。
そして汗をかくくらいのスピードで、ひたすら歩いてみてください。
しばらく頭のモヤモヤは消えませんが、それでも歩き続けます。
余計なことは考えず、無心で街並みの景色を見ながらひたすら歩く。
目的地など考えない。
とにかく無心で歩く。
ちょっとした瞑想にも近いかもしれません。
やがて運動することによりテストステロンが分泌され、その効果も相まって頭の中のモヤモヤが減少していきます。
思考をひたすらノートに書き出す
毎回同じことを書いても良いので、今抱えている悩みに対して、時間を設け、ひたすら書き出してみる。
この時、考えられる最悪のケースなども含め考え尽くす。
言葉にして書き出すと、思考が整理され、その悩みに対して何をすべきかだんだん見えてきます。
あとはその「何をすべきか」を恐れず、ただ実行して行きましょう。
まとめ
と言う事で、なぜ悩みが発生するか、そしてその解消方法を挙げてみました。
悩みは人間に本来備わっている不安から来ており、現代において、それは過多となってしまっている。
本来は悩む必要などないことまで悩んでしまっている。
この悩みに太刀打ちできるのは、結局は行動する他ありません。
どうやら近道はないようです。
行動によって自信を付け、その自信によって行動する。
その螺旋階段を登っていくことが、悩みを消し去り、幸福に生きていける方法です。
最初の一歩がもっとも大変ですが、踏み出してしまえば、徐々に状況はよくなって行きます。
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