こんにちは。モリケンタロウです。
自分のことをミニマリストと呼べるかは分かりませんが、必要なモノ以外はあらかた処分しました。
ミニマリストを貧乏くさいと思っている方もいらっしゃると思います。
おそらく本当に必要なモノだけしか持っていないという状態を側から見て、モノが少なくて貧乏くさく見えてしまうというだけです。
身なりに気をつけて清潔感を持って生活すれば、ミニマリストが貧乏くさく見えることはありません。
しかも、その生活とは裏腹に、ミニマリストになると本当に必要なもの以外のモノは買わなくなるので、必然的にお金は溜まっていきます。
ミニマリストは貧乏から脱出するための第一歩【欲求からの解放】
貧乏という状態
まずそもそも日本において、本当に貧乏な人はほとんど存在しません。
書籍「ファクトフルネス」に記載されておりましたが、全世界の中における日本の生活水準はレベル1(水準が低い)からレベル4(水準が高い)の内、最高のレベル4に属されています。
しかし日本ではこれでは満足できずに、我慢して更にお金を稼ぐということが当たり前となっています。
なぜ我慢して多くのお金を稼ぐ必要があるのか?
なぜ物足りないという状態で生きているのか?
このもっともっとお金が欲しいという状態は、人が持っている欲求や執着にコントロールされている状態に他なりません。
貧乏は欲求や執着から始まる
執着は将来に対する不安や世間体などを生み出します。
「この仕事を辞めたら食いっぱぐれてしまう。」「家族もろとも露頭に迷うことになる。」という先入観が行動を縛り付けます。
しかしこの日本においては、世界的に見て、とても恵まれており、最悪仕事は選ばなければお金を稼ぐことができるし、ましてや餓死するなどまず起こり得ません。
欲求についても、広告などによって掻き立てられて、ついついモノを購入してしまいます。
本当は皆、必要十分なモノを持っていることに気が付かず、欲求の言いなりとなってしまいます。
欲求や執着が強ければ強いほど、お金や自由はどんどんなくなっていきます。
しかもこれらは次から次へと発生する代物なので、キリがありません。(このような状態を仏教では渇愛と呼びます。)
結局欲に振り回されて、その欲を解消するために、やりたくもない仕事をやり続けて、寿命を迎えることになる。
そのような状態から脱する為の第一歩として、ミニマリストの視点を持つことをお勧めします。
収入ではなく支出を見直すところから始める
結局のところ、貧乏か金持ちかは、収入によってではなく、その支出によって決まります。
収入を増やすことももちろん大切ですが、それよりもまず支出を抑える必要があります。
収入に伴い支出が膨れ上がるのでは意味がありません。
支出を抑えるにはミニマリストの視点をもつ
ミニマリストはなんでもかんでも捨ててしまおうという人々ではありません。
本当に必要なものだけで生きていこうという人たちです。
なので本当に必要なものであれば、モノを増やすこともあります。
私はミニマリスト的な考え方の持ち主で、自分の持ち物はメルカリなどで数え切れないほど処分してきました。
捨てようかどうしようか迷った時は、こんまりさんの「手に持った時ときめくか、ときめかないか」の視点で判断した。
迷っている時点で、ときめくことはなかったし、捨てても全く後悔はありませんでした。
こうやってモノをガンガン捨てていくと、「これは終活の一種だな。」と思いました。
モノに囲まれて生きると、どうしても余計な雑念や判断が湧いてしまいます。
これを着ないと、これをやらないと、これを読まないと、これを観ないと、これとこれ今日ははどっちだろう?これはしっくりこないな。新しいのを買わないと・・・など。
ミニマリスト的な生き方をすると、まず必要以上のものを増やさないようになります。
本当に必要なモノ以外は持ちたくないし、部屋にも置きたくないという状態になります。
モノを必要最低限にすると本質がわかってくる
こうやってモノが減っていくと、ふと本質に気が付きます。
本当の幸せはモノを所有することではないと。
こうして、モノに対する執着、欲望が薄れていく。
余計なモノを購入することはなくなる、すなわちお金を無駄使いすることがなくなります。
今はお金がなくても楽しめる幸福な時代
現代は、お金を使わなければ楽しめないということはないとても幸福な状況です。
昔はエンタメを楽しむ場合にもお金を使う必要がありました。
情報を得るために新聞をとったり、音楽や映画を楽しむ為にCDを買ったり、DVDを買ったり・・・。電車賃をかけてデパートに行ったり。
しかし今は違います。なんでもスマホでことが足ります。
ネットとスマホさえあれば、YouTubeやNetflixなどで、少額でいくらでもコンテンツを楽しむことができる。
Amazonで移動費をかけずに欲しいモノを手に入れる。
ちょっと前まではこのような生活は考えられませんでした。
しつこいようですが、このような状態になっても満たされないのは、結局は際限のない欲求に動かされているということになります。
最後に
本当に必要なものだけ買う。ミニマリストになる。
これが欲求に振り回されず、貧乏状態から抜け出す第一歩になると思っています。
とにかく必要十分という状態を実感し、支出を抑えることが第一歩。
収入が低くても支出が少ない場合は、お金が貯まります。
収入が高くても支出が多い場合は、お金は貯まりません。
是非ミニマリストの視点を持って、お金を貯めていきましょう。
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