こんばんは。モリケンタロウです。
iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時、iPadのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています。
このようにiPhoneやiPadのバッテリーは充電を繰り返すたびにその容量が徐々に減っていきます。

なるほど。
ちなみに自分がどれくらいの回数充電したか、どこかで分かりますか?

ログを確認すれば、特別なアプリなどを用意する必要なく調べることが可能です。
充電回数を調べればおおよそのバッテリーの状態を確認する事できます。
ということで、iPhoneとiPadの充電回数を調べる方法を、画像付きでなるべくわかりやすくお伝えします。
充電回数の確認方法【iPhoneの場合】
iPhoneの充電回数を確認する場合、iPhone単体でも確認可能ですが、パソコンがあった方が手っ取り早く確認できます。
ます「設定」アプリを開きます。

「アクセシビリティ」を選択します。

「解析および改善」を選択します。

「iPhoneとWatch解析を共有」をオンにして、「解析データ」を選択します。

「log-aggregated-」で始まる最新の日付のデータを選択します。

右上の「共有」アイコンを選択します。

Macをお使いであればAirDropで共有します。

Macにファイルが共有されましたが、このままでは開けません。

そこでファイル名の拡張子「.synced」の部分を削除します。

「.ips」の状態でファイルを開きます。メッセージが表示されますので、「.ipsを使用」を選択します。

ファイルを開くことができました。

ここで「commandキー + F」で検索窓を呼び出し、「BatteryCircleCount」と入力すると、文字列がヒットし、その下の行に充電回数が表示されます。


PCを持っていない場合、どう調べればよいのですか?

PCを持っていない場合は、ちょっと大変ですが、iPhoneで確認できるコードの中から直接「BatteryCycleCount」を探し出してみてください。
充電回数の確認方法【iPadの場合】
iPadの充電回数はiPadだけで簡単に調べることができます。
途中まではiPhoneと同じ手順です。
まず「設定」アプリを開きます。

「プライバシー」→「解析および改善」を選択します。

「iPad解析の共有」をオンにして「解析データ」を選択します。

「log-aggregated-」で始まる最新の日付のデータを選択します。

コードの一部をダブルクリックして選択状態にします。

「command + A」で全選択状態にしてから、「command + C」でコピーします。

「メモ帳」アプリを立ち上げて、新規メモを作成します。

作成した新規メモに「command + V」で先ほどコピーしたコードを貼り付けます。

「commandキー + F」で検索窓を呼び出し、「BatteryCircleCount」と入力すると、文字列がヒットし、その下の行に充電回数が表示されます。


iPadの方が簡単に確認できますね。
まとめ
ということで、iPhoneとiPadそれぞれの充電回数の確認方法をお伝えしました。
あまり頻繁に確認する必要はありませんが、折を見て確認することで、「まだまだ大丈夫だな」とか「もうそろそろ危ないな」など分析することができます。
サクッと確認することができますので、この機会に一度お試しください!
コメント